2016年07月08日 (金)

日本人の8割が利用できるiPS細胞作成へ

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京都大学のiPS細胞研究所は特殊な免疫を持つ人から細胞を提供してもらう拠点を東京都内に設け、拒絶反応が起きにくく日本人の8割が利用できるiPS細胞を平成34年までに作り出していくことになりました。

これは8日、京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥教授らが会見して明らかにしたものです。
研究所では、特殊な免疫を持つ人に協力してもらい、他人に移植しても拒絶反応を起こしにくいiPS細胞を作り出すプロジェクトを京都で進めていますが、来月にも都内に拠点を設けることになりました。
人口の多い関東地方などで特殊な免疫を持つ人から承諾が得られた場合、医師とコーディネーターを東京・千代田区の医療機関に派遣して細胞を提供してもらうということです。
特殊な免疫を持つ人は日本人の数百人に1人と言われ、日本赤十字社の献血のデータなどから探していますが、日本人の8割をカバーするためには合わせて75人からの細胞の提供が必要になるということです。
これらのiPS細胞を使えば、患者一人一人からiPS細胞を作り出す場合に比べ大幅なコストダウンが可能で、再生医療普及の一つの鍵と言われています。
山中教授は「東京でも細胞を提供してもらえるようになることで、難しいプロジェクトが今までよりもずいぶん早く進められると思う」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:22  | カテゴリ:科学のニュース
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