2016年07月12日 (火)

福島第一原発で汚染雨水が側溝に 海に流出おそれなし

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東京電力福島第一原子力発電所で、タンクにたまっていた放射性物質に汚染された雨水が作業ミスで敷地内の側溝に流れ出すトラブルがありました。東京電力は流れ出した雨水を途中でせき止めたうえで回収し、海に流れ出るおそれはないとしています。

11日午前、福島第一原発の敷地内で放射性物質に汚染された雨水をタンクからバキュームカーで抜き取る作業中に移送用のホースが外れ、一部が近くの側溝に流れ出しました。
流れ出したのはおよそ80リットルで、ベータ線という放射線を出す放射性物質が1リットル当たり1200ベクレルと、多くを占めるとみられる放射性ストロンチウムの海への排出基準の40倍に当たる濃度で検出されました。
東京電力は側溝の下流を土のうでせき止めたうえで流れ出た雨水をすべて回収したため、海に流れ出るおそれはないとしています。また、下流にある排水路に設けられた汚染水を検知するモニターの値にも異常はないということです。
このタンクは、原発事故の当初、比較的濃度の高い汚染水が保管されていましたが、現在は使われておらず、タンクの周辺に漏れ出した水が側溝に流れ出るのを防ぐせきはありませんでした。
東京電力は今後、側溝の除染を行うとともに、作業ミスの経緯を調べることにしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:07:58  | カテゴリ:科学のニュース
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