2016年07月12日 (火)

毛髪再生の実用化目指す 理研など

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髪の毛を作り出す「毛包」と呼ばれる器官を再生医療の技術を使って大量に作りだし、頭皮に移植することで脱毛症の治療につなげようという臨床研究を理化学研究所や京セラなどのグループが始めると発表しました。早ければ2020年の実用化を目指すとしています。

これは、12日、理化学研究所や京セラなどが記者会見を開いて明らかにしたものです。

それによりますと脱毛症の患者の頭皮から「上皮性幹細胞」と「間葉性幹細胞」という2種類の細胞を取り出します。そして、ゲル状のコラーゲンの中に入れて培養すると2種類の細胞が混ざり合って、髪の毛を作り出す「毛包」という器官が大量に作られるということで、これを再び、脱毛症の患者に移植し、髪の毛を作り出すということです。

マウスを使った実験では、再生した「毛包」を背中に移植すると3週間ほどで発毛が確認できたということでグループでは、臨床研究を行い、早ければ2020年の実用化を目指したいとしています。理化学研究所の辻孝チームリーダーは「実現すれば体の器官を作り出す世界で初めての再生医療技術になる。この技術をほかの臓器の再生に向けた第一歩にしたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:22:21  | カテゴリ:科学のニュース
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