2016年07月29日 (金)

人間のしぐさ表現するアンドロイド公開

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人とそっくりのロボット、アンドロイドを次々に作り出し、人がロボットに親近感を感じる条件を研究している大阪大学などのグループが、今度は、あえて外見は機械的なままに、人間の無意識なしぐさを表現できる新型のアンドロイドを開発し、29日東京の科学館でお披露目されました。

新しいアンドロイドは、東京・江東区の日本科学未来館で公開され、「機械人間オルタ」という名前が付けられています。

大阪大学の石黒浩教授などのグループが開発したもので、頭や胴体などは機械がむき出しになっています。特徴は人間の無意識なしぐさを表現できることで、気温や流れている音楽など周囲に環境に反応して、手を胸の前に持ってきたり、ひじを伸ばしたりするなど、体や顔のさまざまな部分を不規則に動かします。

研究グループでは、これまでに若い女性や大学教授、著名なタレントなどに外見がよく似た「アンドロイド」を次々に作り出し、人間がロボットに親近感を感じる条件を研究していますが、動きが不自然だという課題がありました。このため、今回のアンドロイドでは、あえて外見は機械的なままとした上で、ロボットが、人間らしい不規則な動作をすると人はどう感じるのか、研究を深めたいとしています。

石黒教授は、「今回は、外見ではなく内側から人間に近づけるようにした。まさに人間のように複雑な動きをするので、見るだけで生命を感じるロボットになっている。このロボットを見ることで、人間とはいったい何かということを改めて考えさせられるものにもなっている」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:46  | カテゴリ:科学のニュース
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