2016年07月30日 (土)

ジカ熱 米フロリダで初の国内の蚊から感染疑いの患者

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アメリカ南部フロリダ州で、地域に生息する蚊からジカ熱に感染したとみられる例が、アメリカ国内で初めて見つかり、フロリダには多くの観光客が訪れることから、保健当局は感染拡大への警戒を強めています。

蚊が媒介する感染症、ジカ熱は、妊娠中の女性が感染すると、頭部が先天的に小さい小頭症の赤ちゃんが生まれるおそれが指摘されていて、これまでに中南米を中心に67の国と地域で感染の拡大が確認されています。
フロリダ州の保健当局は29日、今月上旬にジカ熱に感染した男性3人、女性1人のケースについて、流行地域への渡航歴がなく、感染した人との性交渉もないことから、地域に生息する蚊から感染したものとみられると発表しました。アメリカ国内で蚊からジカ熱に感染したとみられるケースは初めてです。
州の保健当局によりますと、感染は今のところ中心都市マイアミの狭い範囲に限られ、4人は別の感染者の血液を吸った蚊によって感染したとみられるとしています。
今のところ当局の調査では、周辺にいる蚊からウイルスは検出されていませんが、フロリダ州は夏休みの時期を迎え、世界各地から観光客が訪れることから、保健当局は、今後同様の感染が広がるおそれもあるとして、蚊の駆除や虫よけの配布など、感染の拡大防止のための対策を強化しています。

オバマ大統領 情報収集を指示

フロリダ州の保健当局が、アメリカ国内で初めて、地域に生息する蚊から男女4人が感染したとみられると発表したことについて、ホワイトハウスのシュルツ副報道官は29日の会見で、オバマ大統領が、報告を受け、情報収集に全力を挙げるよう関係機関に指示したことを明らかにするとともに、フロリダ州を支援する考えを示しました。また、シュルツ副報道官は「今回の発表で議会は目を覚ますべきだ」と述べ、ジカ熱への対策費が議会で承認されていないことに強い懸念を示しました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:04:41  | カテゴリ:科学のニュース
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