2016年07月31日 (日)

二酸化炭素回収の新技術 実験開始へ

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地球温暖化対策を巡って、温室効果ガスの排出削減を進めるため、環境省は火力発電所で排出される二酸化炭素を化学薬品に吸着させて回収する、新たな技術の実証実験を今年度から始めることを決めました。

地球温暖化対策を巡って、政府は2030年に2013年と比べて、温室効果ガスの排出量を26%削減する目標を掲げていて、中でも発電などのエネルギー分野では27.7%と大幅な削減に取り組むことにしています。
このため、環境省は福岡県大牟田市で東芝のグループ会社が運営する火力発電所の「三川発電所」で、二酸化炭素を回収・貯留する「CCS」と呼ばれる新たな技術の実証実験を、今年度から始めることを決めました。
実証実験では燃料の石炭を燃やした際に出る二酸化炭素を大気中に放出させず、化学薬品に吸着させて回収するための設備を建設するほか、回収した二酸化炭素が漏れた際の対策なども検討することにしています。
環境省は今年度から5年間、総額180億円の予算で効果を実証したうえで、事業が終了する平成32年度までの実用化を目指す方針です。環境省は「二酸化炭素の回収・貯留技術は削減目標を達成するうえで重要な取り組みであり、実証実験を通じて温暖化対策を強化したい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:09:21  | カテゴリ:科学のニュース
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