2016年08月02日 (火)

高浜原発 テロ対処施設が"基準適合" 全国初

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原子力発電所に新たに義務づけられたテロや航空機の衝突に対処するための施設について、原子力規制委員会は、福井県にある高浜原発3号機と4号機の整備計画が基準に適合していると全国の原発で初めて認め、近く許可することになりました。

原発の新しい規制基準では、テロや航空機の衝突で中央制御室が破壊された場合に備えて、原子炉から100メートル以上離れた場所に「特定重大事故等対処施設」と呼ばれる予備の制御室などが入る施設の設置を義務づけています。
原子力規制委員会は、施設の詳しい場所や設計などを明らかにしないよう非公開とした会合で、高浜原発3号機と4号機での整備計画が基準に適合していると確認し、近く許可することになりました。
テロなどに対処する施設の設置は、これまで全国7つの原発で申請されていますが、基準に適合したとされるのは初めてです。
実際の設置には猶予期間が設けられ、当初は平成30年7月までとされましたが、審査や整備が終わらないとして原発ごとに猶予期間が延長され、高浜原発3号機と4号機の場合、それぞれ平成32年の8月と10月までに設置するとされています。
これに対し、一般からの意見募集では「バックアップ対策とはいえ、重大事故が起きたときの最重要施設で、整備されていない原発は稼働させてはならないはずだ」という意見が寄せられています。
高浜原発3号機と4号機はことしに入って順次再稼働しましたが、3月に裁判所が運転停止を命じる仮処分の決定を出し、決定が覆らないかぎり運転できない状態が続いています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:19:08  | カテゴリ:科学のニュース
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