2016年08月02日 (火)

ロシア北部で炭そ発生相次ぎ死者も 高温で菌増殖か

ロシア北部で、炭そ菌に感染して起こる炭その発生が相次ぎ、これまでに12歳の男の子1人が死亡し、現地のメディアは、例年よりも高い気温の影響で永久凍土が溶け、土壌の表面に現れた炭そ菌が増殖した可能性があると伝えています。

ロシア北部のヤマロネネツ自治管区の遊牧民がトナカイを飼育して暮らす地域では、先月下旬から、炭そ菌に感染して起こる炭その発生が相次ぎ、160人以上がヘリコプターなどで避難したほか、およそ90人が入院しました。
地元の行政府が1日に発表したところによりますと、これまでに子ども4人を含む9人の感染が確認され、このうち12歳の男の子が死亡したということです。また、炭そ菌に感染したとみられるトナカイ2300頭以上が死んだということです。
ロシアの衛生当局は、人への感染の拡大はすでに食い止めたとしていますが、これほどの規模で炭その発生が相次いだのは1941年以来初めてだということです。
現地のメディアは、例年この時期、10度から15度ほどのこの地域の気温が、ことしは38度に達することもあり、例年よりも高い気温の影響で永久凍土が溶けて、炭そ菌の胞子が土壌の表面に現れ増殖した可能性があると伝えています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:22:58  | カテゴリ:科学のニュース
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