2016年08月03日 (水)

去年は最も暑く 温室効果ガス濃度も最高 米機関分析

去年、2015年の地球は、温室効果ガスの濃度が最も高くなり、観測史上最も暑い1年になったとアメリカの政府機関が発表し、温暖化の傾向が続くなか世界各地で異常気象が引き起こされていると分析しています。

アメリカのNOAA=海洋大気局は、62か国の450人を超える研究者の協力を得て、去年、世界各地で観測された気候の指標となるさまざまなデータを分析してまとめた報告書を2日、発表しました。

それによりますと、去年の地球表面の平均気温は、これまでで最も高かったおととしよりもおよそ0.1度上がり、産業革命前の平均と比べて初めて1度以上上回って、観測史上最も暑い1年になったということです。

温室効果をもたらす二酸化炭素の濃度が平均で399.4ppmと、これまでで最も高くなったうえ、南米沖の太平洋の赤道付近の海面温度が高くなる、エルニーニョ現象が続いたことで気温の上昇が増幅したとしています。

さらに、こうした影響で氷河がとけるなどして、海水面は衛星による観測が始まった1993年と比べて平均で7センチ上昇し、過去最高を更新しました。
また去年は、台風などの熱帯低気圧が101個発生して、2010年までの30年間の平均をおよそ20個上回ったということです。

報告書では、ほとんどの指標は温暖化の傾向が続いていることを示しているとしたうえで、「気候変動によって世界各地で異常気象が引き起こされている」と分析しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:11:44  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲