2016年08月04日 (木)

原発で抜き打ち検査導入 基本方針案を提示

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原子力発電所の新たな検査制度について、原子力規制委員会の検討チームは、電力会社に検査の内容や時期を事前に通告しない抜き打ち型を導入し、安全上のリスクが高い項目を重点的に検査するとした基本方針の案を示しました。

現在の原発の検査制度は、法令で検査の時期や項目が定められ、原発ごとの状況や安全上の重要度に応じて検査内容を変えることができず、ことし1月に調査を実施したIAEA=国際原子力機関からは改善を求められています。

これを受けて、原子力規制委員会の検討チームは4日の会合で、新たな検査制度の基本方針に当たる中間取りまとめの案を示しました。それによりますと、検査の範囲を原発の安全確保の活動全体に広げたうえで、電力会社に検査の内容や時期を事前に通告しない抜き打ち型を導入するとしています。そのうえで、検査官による現場の調査や原発ごとのトラブルの情報の分析をもとに、安全上のリスクが高い項目を重点的に検査するとしています。

また、現在の法令では原則13か月に1回、電力会社が原発を止めて行う定期検査の結果について、規制委員会が合否を判断する規定はありませんが、新たな制度に盛り込むかは引き続き検討することにしています。

基本方針の案は、早ければ今月にも取りまとめられる見通しで、規制委員会はこれを踏まえて運用面を検討し、4年後の平成32年から新たな検査制度を導入したいとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:00  | カテゴリ:科学のニュース
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