2016年08月04日 (木)

太陽熱発電の実験施設完成 実証試験がスタート

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太陽の光を鏡で集めることで発生する熱を利用した、太陽熱発電の実験施設が横浜市に完成し、実用化に向けた実証試験がスタートしました。太陽熱発電は、熱を蓄えることで夜間も発電できるなど、太陽光発電にはないメリットがあり、温暖化対策の新たな手段として期待されています。

実験施設は、環境省の委託を受けて横浜市の発電プラントメーカーが建設したもので、4日に報道各社に公開されました。
およそ1600枚の鏡を使って、水を通す管に太陽の光を集めることで、550度の高温の蒸気を発生させる仕組みで、タービンとつなげれば、およそ150世帯が使う300キロワットの発電が可能だということです。
太陽熱発電は、発生した蒸気を熱として蓄えれば、日照がない夜間も発電できるほか、石炭や天然ガスを燃料とした既存の火力発電所に蒸気を供給して、発電することもできるなど、太陽光発電にはないメリットがあります。
海外ではすでに、スペインやアメリカなどで商業用施設が稼働していますが、日照時間が比較的少なく土地も狭い日本での実用化には、発電効率の向上やコストの削減が課題で、今回の実験施設では、高温の蒸気を発生させるときに複数の方式を組み合わせることで、太陽光発電並みの低コストでの発電を目指しています。
環境省などは今年度いっぱい実験を続け、実用化に向けた課題を検証することにしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:05  | カテゴリ:科学のニュース
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