2016年08月05日 (金)

細胞シートで心臓の機能回復する再生医療手術 保険適用後初

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重い心臓病の患者に筋肉の細胞から作ったシートを移植して、機能を回復させる再生医療で、健康保険が適用されるようになってから初めての移植手術が5日、大阪大学で行われました。

この再生医療は、重い心臓病の患者の足から筋肉の元となる細胞を取り出して培養し、直径5センチほどの膜にした「細胞シート」を心臓に貼り付けて機能を回復させるものです。
大阪大学の澤芳樹教授などの医療チームが開発し、細胞シートは去年、期限付きで製造・販売が承認されました。
5日は健康保険が適用されるようになってから初めての移植手術が、大阪大学医学部附属病院で行われました。手術を受けたのは心筋梗塞を起こした大阪・能勢町の66歳の男性で、医療チームはことし5月、足の細胞を取り出してシートを作り、5日、5枚を移植しました。手術は2時間ほどで終わり、異常がなければ1か月ほどで退院できる見込みだということです。
心臓の機能を回復させる再生医療が健康保険の適用となり、移植手術が行われたのは国内で初めてです。
執刀した澤教授は「再生医療は、これまで実験の段階だったが、これをきっかけに実際の治療として患者の元に届けていきたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:33  | カテゴリ:科学のニュース
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