2016年08月15日 (月)

伊方原発3号機 5年余ぶりに発電と送電を開始

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今月12日に再稼働した愛媛県にある伊方原子力発電所3号機は、15日午後2時すぎに発電と送電を始めました。四国電力は、原子炉の出力を徐々に上げて、今月22日にフル稼働の状態にしたあと、問題がなければ来月7日にも営業運転に入る計画です。

伊方原発3号機は今月12日に再稼働し、13日、核分裂反応が連続する「臨界」の状態になりました。
その後、原子炉を動かしながら発電用のタービンや核分裂反応を抑える「制御棒」などの検査を行い、問題がなかったことから、15日午後2時18分に中央制御室で運転員がスイッチを操作して発電機と送電設備をつなぎ、発電と送電を始めました。
これより前の午後1時36分ごろには、伊方原発がある伊方町で震度2の揺れを観測する地震がありましたが、四国電力によりますと、確認の結果、3号機に異常はなかったということです。
伊方原発3号機から電力が供給されるのは5年4か月ぶりで、四国電力はこの間、経験のない運転員が加わり、ベテランも実際の運転は久しぶりのため、引き続き、設備の状況などを慎重に確認しながら運転を行うとしています。
四国電力は、このあと3号機の出力を徐々に上げて、今月22日に原子炉の出力が100%のフル稼働の状態にしたうえで、設備全体の機能を確認する国の検査を受けて、問題がなければ、来月7日にも営業運転に入る計画です。

四電社長「大変感慨深い」

発電と送電の開始を受けて、四国電力の佐伯勇人社長が高松市の本店で記者会見し、「大きな節目を迎え、大変感慨深い。伊方原発3号機の運転は、地域の電力供給の安定化に大きく寄与するとともに、会社の事業安定にも欠かすことができない」と、再稼働の意義を強調しました。
そのうえで、「安全対策はしっかり講じてきたので、自信は持っている。今後も住民の不安や疑問を解消する活動にさらに力を入れるとともに、原発の安定的な運転を積み重ねていくことが重要だと考えている」と述べました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:14:22  | カテゴリ:科学のニュース
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