2016年08月25日 (木)

北海道沖のサンマ漁不振 「暖水塊」の長期滞留が原因か

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北海道の沖合でサンマ漁の不振が続いていることについて、「暖水塊」と呼ばれる暖かい海水の塊が、6年間と異例の長期間にわたって北海道東部の沖合にとどまり続けていることが原因となっている可能性があることが、研究機関の調査でわかりました。

北海道ではここ数年、サンマ漁の不振が続いていて、去年1年間の水揚げ量は6万3000トン余りと、5年前に比べておよそ半減しています。
サンマ漁不振の原因としては、太平洋を流れる暖流、黒潮から分かれる形で、暖水塊と呼ばれる暖かく巨大な海水の塊が、本来漁場となる北日本の沖合につくられ、冷たい水を好むサンマがこの暖水塊を避けることがあるとされています。
暖水塊はこれまで長くても4年程度で消えると考えられていましたが、今回、国立研究開発法人の水産研究・教育機構が調べたところ、およそ6年前に発生した暖水塊が、北海道東部の沖合の直径およそ500キロの海域を移動しながらとどまり続けていることがわかりました。
水産研究・教育機構の黒田寛主任研究員は「暖水塊がなぜ長期間とどまっているのか原因はわかっていない。地球規模の気候変動が影響している可能性もあり、今後の動きを注意深く見守る必要がある」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:13:08  | カテゴリ:科学のニュース
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