2016年09月06日 (火)

ヒガシゴリラの絶滅危険性を最高に引き上げ

世界の野生生物の専門家などでつくるIUCN=国際自然保護連合は、絶滅危惧種に指定しているアフリカのヒガシゴリラについて、絶滅の危険性の評価を最も高い段階に引き上げました。

スイスに本部があるIUCNは4日、世界の野生生物の絶滅の危険性を分類した最新のレッドリストを公表しました。

この中で、アフリカ中部のコンゴ民主共和国の東部などに生息する絶滅危惧種のヒガシゴリラについて、3段階で評価する絶滅の危険性をこれまでの2番目の段階から最も高い段階に引き上げました。ヒガシゴリラの生息数は過去20年間で70%減少し、5000頭以下になったということで、IUCNはその原因として、森林の減少に加え、鉱物の違法採掘者などが食料にするため密猟していることを指摘しています。IUCNのアンデルセン事務局長は4日、記者会見し、「きょうは悲しい日だ。人類が最も近い親類を絶滅に追い込みつつある」と述べました。

一方、同じく絶滅危惧種のジャイアントパンダについては、中国政府による保護策で生息数が増えたとして、絶滅の危険性の評価をこれまでの2番目の段階から3番目に引き下げました。ただ、地球温暖化の影響でパンダの住む竹林が今後80年間で35%減ると見込まれることから、保護策の強化が必要だとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:04:29  | カテゴリ:科学のニュース
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