2016年09月08日 (木)

歩行助けるロボットスーツで難病患者の治療開始

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全身の筋力が低下した難病患者の歩行を助ける「ロボットスーツ」が医療機器として承認されたことを受け、この機器を使った患者に健康保険が適用される初めての治療が、7日から新潟県柏崎市の病院で始まりました。

この「ロボットスーツ」は、患者が足を動かそうとするときに皮膚の表面を流れる電気信号を検知し、両足に装着した器具をモーターで動かすことで歩行を助ける仕組みになっていて、足を繰り返し動かすことで筋肉を動かす神経の働きを強くするなどの治療につながります。
臨床試験の結果、一定の効果が見られたことから、厚生労働省は去年11月、筋ジストロフィーやALS=筋萎縮性側索硬化症など8つの難病患者を対象に医療機器として承認しました。
そして、7日から、新潟市の男性にこの機器を使った健康保険が適用される初めての治療が、新潟県柏崎市の国立病院機構新潟病院で始まりました。
男性は両足に9つずつ電極を取り付けてロボットスーツを装着したあと、動く台の上で決められた距離を歩く運動を行いました。続いて、実際の床を歩く運動も行われ、手すりなどがなければ歩くことが難しい男性が660メートルを歩きました。
治療後、男性は、「自分の意志で歩けることがとてもうれしい。治療を受けたあとは足が動かしやすくなるし、気持ちも晴れるので、心にも効果があると感じている」と話していました。
治療にあたった新潟病院の中島孝副院長は、「保険が適用されなければ一般に普及しないので、とても大きな意味がある。今後さらに保険が適用できる病気を増やせるよう研究を進めたい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:27  | カテゴリ:科学のニュース
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