2016年09月11日 (日)

沖縄周辺のザトウクジラ 繁殖行動を解明

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沖縄周辺の海で見られるザトウクジラの生態を、沖縄県で水族館などを運営する財団の研究グループが21年間にわたって調査し、ザトウクジラが沖縄周辺の海でおよそ1年間の妊娠期間を経て出産していると見られるとする調査結果をまとめました。

ザトウクジラは、夏は北極海など高緯度の海域でエサを食べて栄養を蓄え、冬、繁殖のため沖縄周辺など低緯度の温かい海へ来ることが知られています。
しかし、繁殖の具体的な行動は分かっておらず、沖縄県の美ら海水族館を運営する沖縄美ら島財団の研究グループが21年間にわたって、およそ1300頭の行動を調査してきました。

その結果、1月下旬から2月下旬にかけては、オスとメスのペアで行動するケースが多いことが確認されました。また、2月中旬から3月下旬にかけては、メスが子どもを伴っているケースが多いことも確認されたということです。
こうしたことから、研究グループは、ザトウクジラが沖縄周辺の海で1月下旬から2月下旬にかけて交尾し、およそ1年の妊娠期間を経て、次の年の2月中旬以降に出産していると見られるとする調査結果をまとめました。

研究グループはさらに生態の調査を続け、今後の保全活動などに役立てたいとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:09:07  | カテゴリ:科学のニュース
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