2016年09月12日 (月)

ベトナムから訪日の女性 ジカ熱感染を確認

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日本に仕事で訪れていたベトナム在住の外国籍の女性が、ジカ熱に感染していることが確認されました。流行が広がった去年5月以降、国内で確認されたのは8例目で、厚生労働省は感染が拡大しているシンガポールや中南米などに渡航する際は引き続き注意するよう呼びかけています。

厚生労働省によりますと、ジカ熱への感染が確認されたのはベトナム在住の40代の外国籍の女性で、発疹や関節の痛みなどの症状を訴えて、仕事で日本を訪れていた今月9日に都内の医療機関を受診し、詳しく調べたところ、感染が確認されたということです。

ジカ熱は蚊が媒介する感染症で、妊婦が感染すると、小頭症の赤ちゃんが産まれるおそれが指摘されています。中南米を中心に流行が広がった去年5月以降、国内で患者が確認されたのは8例目で、アジアで感染したと見られる患者が、国内で確認されたのは初めてです。

女性は、「ベトナムで蚊に刺されたが、日本国内では蚊に刺されていない」と話しているということで、厚生労働省は、「今のところ国内で蚊を媒介して感染が広がるリスクは低い」としたうえで、感染が拡大しているシンガポールや中南米などに渡航する際には引き続き注意するよう呼びかけています。

東南アジアで感染拡大 日本も警戒を

ジカ熱は、主に中南米を中心に流行が広まっていましたが、先月末以降、シンガポールでおよそ300人の感染が確認されるなど日本により近い場所での感染拡大に専門家は警戒を呼びかけています。

厚生労働省によりますとジカ熱の流行地域として挙げられているのは、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシアの6か国に上っています。
ジカ熱の問題に詳しい神奈川県衛生研究所の高崎智彦所長は「これまで中南米地域からウイルスが持ち込まれるケースはあったが、日本との距離が近い東南アジアからウイルスが持ち込まれたことで国内で感染が広まるリスクが高まっている」と指摘しています。
そのうえで、流行地域から帰国した人は日本国内でも2週間ほどは蚊に刺されない対策を行い、発熱や発疹などの疑わしい症状が出た場合、早期に医療機関を受診することが重要だと指摘しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:15:38  | カテゴリ:科学のニュース
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