2016年09月13日 (火)

福島第一原発1号機 建屋カバーの撤去再開

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東京電力福島第一原子力発電所の1号機で、今後の使用済み核燃料の取り出しに向けて、一時中断されていた、放射性物質の拡散防止のためのカバーの撤去作業が、13日に再開されました。作業はことし11月に終わる予定で、東京電力は5年後の平成33年中にも、使用済み燃料の取り出しを行いたいとしています。

福島第一原発1号機は、原発事故の爆発で建屋の上部が崩れたため、放射性物質の拡散を防ごうと、東京電力は建屋全体をカバーで覆いましたが、建屋内のプールに残る使用済み核燃料の取り出しに向け、去年7月にカバーの撤去が始まりました。

作業は、屋根部分の撤去を終えたところでいったん中断されて、建屋の調査などを経て13日朝から残りの側面部分の撤去が再開されました。
カバーは、1枚の大きさが縦23メートル、横17メートル、重さが20トンある大型のもので、クレーンで取り外されると、5年ぶりに内部のがれきが見える状態になりました。
東京電力は、強い風が吹いても放射性物質が拡散しないよう、特殊な薬剤を散布しながら、11月下旬ごろに解体を終え、がれきの撤去などを行ったうえで、5年後の平成33年中にも使用済み核燃料の取り出しを行いたいとしています。

作業に立ち会った経済産業省の木野正登廃炉・汚染水対策官は、「困難な作業が続くが、第一歩が踏み出せた。しっかりと安全を確保しながら慎重に作業を進めたい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:12:16  | カテゴリ:科学のニュース
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