2016年09月14日 (水)

「かぐや」で撮影 月面の高精細映像をネットで公開へ

K10010685921_1609141802_1609141804_01_02.jpg

9年前に打ち上げられた日本の月探査衛星「かぐや」で、NHKのハイビジョンカメラが捉えた月面の高精細な映像合わせて600本余りが、インターネット上ですべて公開されることになりました。

日本の月探査衛星「かぐや」は9年前、2007年の9月14日に打ち上げられ、およそ2年間にわたって月の上空を周回しながら、月全体の立体的な地形データを得ることに世界で初めて成功しました。
「かぐや」では、NHKのハイビジョンカメラによる撮影も行われ、クレーターなど月面の詳しい地形を高精細な映像で記録しました。
こうした高精細な映像は、JAXA=宇宙航空研究開発機構が主に研究データとして使用し、これまで一般には月面の地平線から地球が昇る「地球の出」など一部が公開されていますが、多くは未公開となっています。
このため、JAXAとNHKでは、より多くの研究者や教育関係者に活用してもらおうと、撮影された映像合わせて635本すべてをインターネット上で公開することになりました。
それぞれの映像は1分ほどのサイズで、今月21日から順次、公開を始め、来月末までにすべての映像が閲覧できるようになります。
今回の公開は、研究者や教育関係者に向けたものですが、誰でも自由に閲覧することができます。公開するサイトでは、撮影された映像を一覧画面から選ぶことができるほか、月面の地図上にある印をクリックすることで、その地点の上空から撮影した映像を見ることができます。
「かぐや」のデータを分析しているJAXAの大嶽久志グループ長は「クレーターや、地球から見てうさぎの姿に見える部分、それに溶岩流の跡などいろいろな映像があります。あたかも月面の上空を自分が飛んでいような感覚で見ることができる迫力のある映像で、日本のオリジナルの成果でもあるので、教育現場などでの活用を期待しています。20年後、30年後には今の子どもたちの世代が、月面での有人活動の主役となる可能性もあるので、将来を想像しながら映像を見てほしい」と話しています。
(http://darts.isas.jaxa.jp/planet/project/selene/hdtv/)

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:04  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲