2016年09月13日 (火)

玄海原発3・4号機 審査書案を本格的に作成へ

K10010684251_1609132019_1609132140_01_02.jpg

佐賀県にある玄海原子力発電所3号機と4号機について、原子力規制委員会は、九州電力の重大事故対策をおおむね了承し、今後、再稼働の前提となる審査に事実上合格したことを示す審査書の案を本格的に作成することになりました。

玄海原発3号機と4号機の原子力規制委員会の審査は、これまでに原発で想定される最大規模の地震が了承されるなど終盤に入っていて、13日の会合では、九州電力が示した地震や津波に対する設備の設計方針と免震構造から耐震構造に設計を変更するとした緊急時の対応拠点「緊急時対策所」の妥当性が議論されました。

このうち「緊急時対策所」について、九州電力は、これまで耐震構造にする理由を「免震構造より2年ほど早く完成できるため」などとしてきましたが、13日は「玄海原発の耐震基準に合った免震装置を数年以内に設計できる見通しがないため」と説明を改め、陳謝しました。こうした説明に委員などから特に異論は出ず、玄海原発の重大事故対策はおおむね了承されました。

今後、規制委員会は、玄海原発が審査に事実上合格したことを示す審査書の案を本格的に作成することになり、九州電力が提出する書類に問題がなければ、この秋のうちに取りまとめる見通しです。審査書の案が取りまとめられれば、去年再稼働した鹿児島県の川内原発などに続き、全国で5か所目になります。ただ、その後も設備の詳しい設計の確認や検査などが残されていて、九州電力が目指す玄海原発の再稼働は来年度以降になる見通しです。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:39  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲