2016年09月16日 (金)

薬服用の影響心配した妊婦 中絶確率20%以上に

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妊娠と薬の問題についての相談窓口を設けている国立成育医療研究センターが、妊娠初期に抗生物質やうつ病の薬などを服用してセンターを訪れた全国630人の妊婦について相談内容を分析した結果、胎児に障害が出ることを心配し、中絶に至る確率が20%以上あったとする分析結果をまとめました。

この調査は、国立成育医療研究センターが行ったもので、妊娠に気付かずに抗生物質を服用したり、うつ病の薬などを妊娠中も継続して服用したあと、胎児に障害が出ないか心配しセンターを訪れた妊婦634人の相談内容を分析したものです。

その結果、妊婦はいずれも胎児に障害が出るリスクがわからず不安になっていて、中絶にまで至る確率が平均で24%あったということで
す。
このためセンターの医師や薬剤師が、薬の胎児への影響を詳しく調べ、具体的な危険性を説明したところ、妊婦の考えも変わり、中絶の確率は、7%まで減ったということです。

センターによりますと、国内では、薬の販売後、妊婦を対象にした調査が十分に行われず、胎児へのリスクに関する情報が医療現場にも少ないということで、センターでは、海外の研究論文などを集め相談にあたっています。
調査を行った村島温子センター長は「正確な情報にたどり着けず、実際に中絶をしたケースもあるのではないか。全国には39か所の相談窓口があるので悩んだときは迷わず相談してほしい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:58  | カテゴリ:科学のニュース
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