2016年09月18日 (日)

再稼働目指す泊原発 札幌で説明会 周辺自治体以外で初

K10010692031_1609190516_1609190536_01_03.jpg

北海道泊村にある泊原子力発電所の再稼働を目指す北海道電力が18日夜、原発周辺の自治体以外では初めて、札幌市で住民説明会を開き、参加した市民などからは、今後ほかの地域でも同様の住民説明会を開いていくよう求める意見が相次ぎました。

北海道電力は4年前から運転を停止している泊原発の再稼働を目指していて、現在、原子力規制委員会の安全審査が続いています。
再稼働に向けて北海道電力は、これまで周辺の自治体で住民説明会を開いてきましたが、北海道や札幌市の要望を受けて、当初予定に無かった札幌市でも18日に開催しました。

住民説明会には市民など450人余りが参加し、北海道電力が地震や津波の対策工事を進めていることなどを説明しました。
これに対し、参加者からは「再稼働はなぜ必要なのか」とか「安全対策に不安が残る」などという意見が出され、さらに、今後、ほかの地域でも同様の住民説明会を開いていくよう求める意見が相次ぎました。
また、住民説明会の中では、北海道電力の担当者が「再稼働しないほうが安全ではないか」という参加者の意見に、「そのとおりだと思う」と応えて、懸念に理解を示しながら、「電力の安定供給のため再稼働が必要だ」と訴える場面も見られました。

泊原発からの距離がおよそ60キロの札幌市は、国が指針で示す半径30キロの防災対策の重点区域には入っていませんが、市の防災計画で、万一のときには、市民に屋内退避を呼びかけることなどを想定しています。
参加した60代の男性は「安全対策を聞いても不安です。福島の事故では60キロ離れた福島市にも影響があり、ひと事ではありません」と話していました。
北海道電力の松原宏樹広報部長は「いろいろな質疑を頂いて手応えはあったと思う。今後、質疑の内容をホームページで公表するなどして、広く理解を求めていきたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:23:37  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲