2016年09月19日 (月)

水道管の高低差で発電 導入なら3万世帯分の電力に

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全国の水道施設で、水道管の高低差を利用して発電する「小水力発電」を導入した場合、3万世帯余りの電力を賄う能力があることが環境省などの調査でわかり、環境省は地球温暖化対策に向けて、設備の導入を後押しすることにしています。

「小水力発電」は、上下水道の水道管や農業用水の水路などにある数メートル程度の高低差を利用して、流れる水の勢いで水車を回し発電するもので、再生可能エネルギーとして地球温暖化対策などへの効果が期待されています。
このうち上水道での発電について、環境省は昨年度、厚生労働省と共同で全国1900近くの水道事業者を対象に発電設備を導入できないか調査し、このほど結果がまとまりました。

それによりますと、小水力発電で一定の発電量が確保できる場所は、全国で274地点あり、出力は合わせておよそ1万9000キロワットに上ることが分かりました。これは、一般家庭3万世帯余りの電力を賄える能力にあたるうえ、水道設備では流れる水の量が変わりにくいため、太陽光や風力に比べて安定した発電が期待できるということです。

環境省は、これまでに富山県南砺市の水道施設などで行った実証実験の結果を全国の水道事業者に紹介したり、設置費用の補助金を出したりして、小水力発電の導入を後押しすることにしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:05:47  | カテゴリ:科学のニュース
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