2016年09月20日 (火)

宇宙に微生物は? 日本の研究グループが解析へ

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生命の起源に迫る研究の一つとして、宇宙空間を漂う微生物は存在するのか調べようと、日本の研究グループが世界で初めて国際宇宙ステーションに設置した装置が地上に戻り、20日、JAXA=宇宙航空研究開発機構から解析を担当する研究者に引き渡されました。

宇宙空間に微生物は存在するのか調べようという装置は、千葉大学などが世界で初めて開発したもので、縦横10センチ、厚さ2センチのガラスを素材にしたパネルには、宇宙空間を漂う物質をしっかりと捕らえられるよう多数の微細な穴が設けられています。

去年4月、アメリカの宇宙輸送船「ドラゴン」で、国際宇宙ステーションに届けられたあと、去年5月からことし6月までの1年余りにわたって、日本の実験棟「きぼう」の船外に取り付けられ、宇宙空間にさらされていました。

装置は、先月下旬、アメリカの宇宙輸送船「ドラゴン」で地上に戻り、20日、茨城県の筑波宇宙センターで、解析を担当する東京薬科大学の山岸明彦教授のグループに引き渡されました。

グループでは、装置の中に、微生物や有機物などが含まれていないか解析を進め、早ければ来年の春ごろに結果がわかる見通しだということです。

山岸教授は「もし、宇宙空間から微生物が見つかれば、地球の生命が別の天体からもたらされた可能性が出てくるし、地球の生命が別の天体に影響を及ぼしている可能性も出てくる。いずれにしても生命の起源に迫るうえで、非常に重要な研究で、丁寧に解析を進めたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:19:07  | カテゴリ:科学のニュース
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コメント(2)

宇宙の真空間に、微小な生命が存在するなんて、宇宙に対する考え方が、変わって来ましたね!
かつては宇宙ボタル、宇宙船の外に浮揚して蠢動する生活排水が太陽光でキラキラ輝くのを、宇宙飛行士が宇宙生物と間違えたんだそうですね。
でも、宇宙には星間物質に、アルコール等の有機化合物も存在すると言うし、
地球のバクテリアも酸素無しで、真空圧に乗って宇宙空間を移動可能と言うし、
いろんな生存条件の可能性を考えると、宇宙の真空でも、生存できる生命体が、いてもおかしくないかも知れませんね。
呼吸できない宇宙に微生物が生存している…ダークマターが宇宙を満たしている発見事実から、どんどん、宇宙のベールが剥がされていくようです。

投稿日時:2016年09月25日 00:11 | 雪うさぎ

JAXAの解析次第、世紀の温故知新となるでしょうか。
埋まっていなかった生命科学の細胞相、生態環ともいうべき細密な生理学ピースが埋まれば、微細なウィルスの成り立ちもテキスト化されて、多相のワクチンの未踏の生成プロセスを助けてくれるヒントデータになるかも知れない。宇宙微生物…たくさんの可能性を頼んだ研究ですね。
山岸教授のお言葉、…宇宙は繋がっているんだなあ、と思いました。

投稿日時:2016年09月25日 02:04 | 桜餅

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