2016年09月27日 (火)

すい臓がん患者の4割 発見時にはすでにステージ4

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すい臓がんの患者の4割はがんが見つかったとき、すでにほかの臓器にがんが転移するなど進行したステージ4の状態だったとする報告書を国立がん研究センターがまとめました。専門家は「背中の奥に持続する痛みがあり、体重が減少するなどの症状があるときは医療機関を早めに受診してほしい」と話しています。

この報告書は平成26年に全国のがんの拠点病院などを受診したがん患者、のべ87万8000人余りのデータを国立がん研究センターがまとめたものです。

このうち、すい臓がんの患者は1万8000人余りに上り、がんと診断された際に患者の43%が、ほかの臓器にがんが転移するなど、最も重いステージ4の状態だったということです。また、このうちがんを摘出する手術が受けられたのは13%の患者だけでした。

すい臓がんは早期発見が難しいがんで、5年後の生存率は10%未満と、がんの中でも最も低くなっています。

分析にあたった国立がん研究センターの西本寛がん登録センター長は「すい臓がんを早期に発見できる検診技術を開発する必要がある。背中の奥に持続する痛みがあり、体重が減少するなどの症状があるときは受診し、血液検査や超音波検査などを受けてほしい」と話しています。

今回の報告書では、胃がんや肺がん、前立腺がんや子宮頸がんなど、合わせて12のがんの治療の状況についてもまとめられていて、国立がん研究センターのホームページで見ることができます。

投稿者:かぶん |  投稿時間:04:40  | カテゴリ:科学のニュース
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