2016年09月27日 (火)

月面探査目指す民間チーム 鳥取砂丘で探査車を試験

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来年の後半にも日本で初めての月面探査を目指している民間のチーム「HAKUTO」が、月面に見立てた鳥取砂丘で、探査車の本格的な性能確認の試験を始めました。

月面探査を目指しているのは、宇宙関連企業の関係者や東北大学の研究者などおよそ100人で作る民間のチーム「HAKUTO」で、アメリカのIT企業グーグルと民間の財団が進める月面探査の国際コンテストに参加しています。来年の後半にもアメリカの民間企業のロケット「ファルコン9」で月を目指す予定で、実際の挑戦までおよそ1年に迫り、27日から、月面に見立てた鳥取砂丘で全長が60センチほどの探査車の本格的な性能確認の試験を始めました。
国際コンテストでは、探査車が月面を500メートル以上走行したうえで、その際に動画や静止画を撮影できるかどうか、撮影した動画や静止画を地球に届けられるかどうかを競っています。このため今回の試験では、不規則な地形を進み、探査車の姿勢も変化する中でどのように撮影できるか、撮影したデータを地球側に送れるか、探査車を走行させながら確認しています。探査車から離れた場所には、地上の管制室に見立てたテントが立てられ、10人余りのメンバーがパソコン画面で送られてくるデータを確認しながら探査車を操作しました。今回の試験は今週末まで行われ、暗闇の宇宙から1点だけ太陽の強い光が届く月面の環境を再現するために、夜間も行われることになっています。

チーム「HAKUTO」の袴田武史代表は「きょうのテストは順調に進んでいる。実際に月に送り込む探査車を作るにあたって、月面に似た鳥取砂丘で、一つ一つの機器がきちんと作動するか、しっかりと確認をしたい。打ち上げまであと1年と迫ってきたが、今回の試験結果をもとに必要な改良を行って月面探査の実現につなげたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:55  | カテゴリ:科学のニュース
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