2016年10月01日 (土)

東日本大震災直前 震源地の上空の電子数が大幅変化

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東日本大震災の本震とその前後に起きた大規模な地震の直前に、震源地の上空にある電子の数が大幅に変化する異常な現象が起きていたことがわかったと、京都大学の研究グループが発表しました。こうした現象を素早くつかむことができれば、地震の予測につながるのではないかと注目しています。

京都大学大学院情報学研究科の梅野健教授などのグループによりますと、地球の上空300キロ付近には、電離圏と呼ばれる電子が広がる層があり、これまでの研究で、マグニチュード8以上の大規模な地震が起きる前には、この層の電子の数が大幅に変化することが確認されています。

そこで研究グループは、5年前、東日本大震災が起きた際、複数の人工衛星から送られてきたデータを分析し、上空の変化を調べました。その結果、マグニチュード9.0の本震に加え、2日前に起きたマグニチュード7.3の地震と、およそ1か月後の7.1の地震で、それぞれ発生のおよそ20分から1時間前に、震源地上空の電子の数が大幅に増えたり減ったりする異常な現象が起きていたことがわかったということです。マグニチュード7クラスの地震でも電子の数の変化が確認されたのは初めてだということです。

梅野教授は「今後、こうした現象を素早くつかめるようになれば、大地震の発生を直前に予測でき、被害を減らせるのではないか」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:07:27  | カテゴリ:科学のニュース
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