2016年10月05日 (水)

美浜原発3号機 新規制基準の審査書正式決定

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ことし運転開始から40年になる福井県にある美浜原子力発電所3号機について原子力規制委員会は、関西電力の安全対策が新しい規制基準の審査に合格したことを示す審査書を正式に決定しました。来月末までに設備の詳しい設計などの認可が得られれば、美浜原発3号機の運転期間をさらに20年延長することが認められます。

関西電力が原則40年の制限を超えて運転を目指している美浜原発3号機について、原子力規制委員会は設備の耐震対策や古い原発特有の課題になっている電気ケーブルの防火対策が新しい規制基準に適合しているとして、ことし8月、審査に事実上合格したことを示す審査書の案を取りまとめ、一般からの意見を募集していました。

5日の規制委員会では、一般から「繰り返し激しい揺れが起きた熊本地震の教訓が反映されていない」などの意見があったと報告されましたが、重要な施設は繰り返し地震が起きた場合も耐えられる設計であることを確認しているなどとして結論は変えず、表現を一部修正した審査書を全会一致で決定しました。

原発事故のあと導入された運転期間を原則40年に制限する制度のもと、延長を目指す原発の審査書が決定されるのは、同じ福井県にある高浜原発1号機と2号機に次いで2か所目です。

最終的な延長には施設の劣化状況の審査と設備の耐震性など詳しい設計の審査がまだ残されていて、これらに関して今後関西電力が提出する書類に問題がなく、来月末の期限までに規制委員会の認可が得られれば、美浜原発3号機は最長でさらに20年運転を延長することが認められます。

ただ延長が認められた場合でも実際の再稼働には安全対策の追加工事などを終える必要があり、関西電力は平成32年3月以降になるとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:14:36  | カテゴリ:科学のニュース
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