2016年10月06日 (木)

遺伝性難聴の原因遺伝子を特定 神戸大

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年齢が高くなるにつれて、聴覚に障害が出る「遺伝性難聴」の原因と見られる遺伝子を特定したと、神戸大学などのグループが発表しました。治療法の開発につながるのではないかと期待されています。

神戸大学の上山健彦准教授などのグループが、原因が分からない難聴の患者1120人の遺伝子を詳しく分析したところ、一部の人たちで「DIA1」(ディア・ワン)と呼ばれる遺伝子にわずかな変異があることを突き止めました。

耳の中では、毛が生えた特定の細胞が音を感知する働きをしていますが、この遺伝子に変異があると、毛の部分を作る「アクチン」というたんぱく質が変化し、毛が正しく作られないことがわかったということです。
さらに、研究グループが「DIA1」に異常があるマウスを作ったところ、年齢が高くなるにつれて、聴覚に障害が出るヒトの遺伝性難聴とよく似た症状が確認されたということです。

遺伝性難聴は500人から1000人に1人の割合で起きると言われ、研究グループはこの遺伝子が原因の1つと見られるとしています。
上山准教授は「今後、遺伝子が関わる働きを正常にする薬を開発できれば、新たな治療法につながるのではないか」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:21:05  | カテゴリ:科学のニュース
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