2016年10月07日 (金)

高速炉開発の在り方論議開始 「実証炉」に必要な技術検討へ

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政府が高速増殖炉「もんじゅ」について廃炉も含めて抜本的な見直しを進める中、今後の高速炉の開発の在り方について議論する会議の初会合が開かれ、高速炉の経済性を検証するための「実証炉」の開発に必要な技術や体制を検討していくことになりました。

政府は、安全管理上の問題が相次いだ福井県にある高速増殖炉「もんじゅ」について、廃炉を含めた抜本的な見直しを進めるとともに、新たに「高速炉開発会議」を設置して、官民で今後の高速炉の開発方針を検討することにしています。

7日会議の初会合が開かれ、世耕経済産業大臣と松野文部科学大臣、それに三菱重工業の宮永俊一社長ら5人が出席しました。会議では、高速炉は、いわゆる「核のゴミ」=高レベル放射性廃棄物を減らしたり、資源を有効利用することができることから、日本のエネルギー政策上、開発を進めることには大きな意義があるという認識で一致しました。そのうえで、今後、高速炉の経済性を検証する「実証炉」の開発で、どういった技術や体制が必要かなどを議論していくことになりました。
一方、「もんじゅ」については、仮に運転を再開させる場合、新しい規制基準に対応するための耐震補強の費用などで、今後16年間で少なくとも5400億円がかかるという試算が出され、経済性があるのかどうか、さらに詳しく検証することにしています。

政府は会議の議論を踏まえ、高速炉開発の方針を年内にも取りまとめることにしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:42  | カテゴリ:科学のニュース
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