2016年10月15日 (土)

強い温室効果 代替フロンHFCを段階的に削減へ

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冷蔵庫やエアコンなどに使われ、二酸化炭素の1万倍を超える強い温室効果がある「代替フロン」を、国際的な枠組みで規制することがアフリカで開かれていた「モントリオール議定書」の締約国会議で決まりました。これによって、日本を含む先進国は、20年後の2036年までに生産量を85%削減することになります。

1987年に採択されたオゾン層を保護するための国際的な枠組み「モントリオール議定書」では、2030年までにオゾン層を破壊する「特定フロン」などの生産や消費を全面的に禁止するよう定めています。
その代わりに冷蔵庫やエアコンの冷媒などへの使用が増えている「代替フロン」の1つ、「HFC」は多いもので二酸化炭素の1万倍を超える強い温室効果があり、放置すれば地球温暖化が進むおそれがありますが、これまで、生産や消費は規制の対象になっていませんでした。

これについて、ルワンダの首都キガリで開かれた「モントリオール議定書」の締約国会議では15日、「HFC」を新たに規制の対象に加える改定案が採択されました。今回の改定で、日本を含む先進国は、3年後から段階的な削減を開始し、2013年までの3年間の平均消費量などを基準に、2036年までに生産量を85%削減するほか、発展途上国についても2047年までに最大85%削減することなどが決まりました。

環境省などによりますと、日本国内では「HFC」の生産や消費を具体的に規制する法律がないため、今後、法改正などの対応が必要になるということです。

投稿者:かぶん |  投稿時間:14:57  | カテゴリ:科学のニュース
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