2016年10月17日 (月)

川内原発周辺の火山活動 九電の監視結果は妥当と評価

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火山の専門家で作る原子力規制委員会の審議会の部会が開かれ、鹿児島県にある川内原子力発電所周辺の火山活動について「活動の状況に変化はなく、巨大噴火の前兆は見られない」とした、九州電力の昨年度の監視結果は妥当だと評価しました。

去年、再稼働した川内原発1号機と2号機について、原子力規制委員会は、九州電力の周辺にある姶良カルデラなど、5つのカルデラ火山について巨大噴火の兆候を監視して報告するよう義務づけ、九州電力はことし6月、昨年度の観測結果から「活動の状況に変化はなく、巨大噴火の前兆は見られない」と報告しています。

17日は火山の専門家で作る原子力規制委員会の審議会の部会が開かれ、火山周辺の地殻変動や地震などのデータの収集・分析は適切で、九州電力の報告は妥当だと評価しました。この中で、火山の専門家からは「より広い範囲で地殻変動を見る必要もあり、衛星による観測点を増やすべきだ」といった意見が出されました。

部会では、巨大噴火の前兆の判断基準をめぐる議論も行われ、「中小規模の噴火があったうえで、これまで経験したことのない極めて異常な観測データが得られた場合、大規模な噴火に進展する可能性がある」という考え方が示されました。

これに対して委員からは、過去に起きた国内外の噴火の事例を参考に、巨大噴火の前にどのような現象が起こるか整理する必要があるという意見が出され、さらに議論を続けることになりました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:17  | カテゴリ:科学のニュース
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