2016年10月18日 (火)

オプジーボで心臓に重い炎症 異常の場合の投与中止指示

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新しいタイプの抗がん剤「オプジーボ」を投与された60代の患者が心臓に重い炎症を起こして死亡し、厚生労働省は因果関係が否定できないとして、製薬会社に対し、患者に異常が見られた場合には投与を中止することなどを添付文書に盛り込むよう指示しました。

「オプジーボ」は、体の免疫機能を高めてがん細胞を攻撃する新しいタイプの抗がん剤で、肺がんや皮膚がん、腎臓がんの治療薬として承認されています。

厚生労働省によりますと、これまでに投与された患者のうち6人が、心臓に重い炎症を起こす心筋炎を発症しました。このなかで、因果関係が否定できない患者3人のうち、60代の男性患者1人が死亡したということです。ほかにも、血小板の量が減って内出血を起こしたり、筋肉がえ死したりする症状も、報告されているということです。

このため、厚生労働省は、製造元の小野薬品工業に対し、患者に異常が見られた場合には、投与を中止することなどを添付文書に盛り込むよう指示しました。オプジーボをめぐっては、ほかの薬が効かない患者にも効果が期待できる一方で、価格が高いことでも注目され、厚生労働大臣の諮問機関が価格を引き下げる方針を示しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:18:12  | カテゴリ:科学のニュース
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