2016年10月18日 (火)

愛知の国際的芸術祭 展示の鳥でずさん管理

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愛知県で開かれている国際的な芸術祭、「あいちトリエンナーレ」の展示作品として金網の中で放し飼いにされた小鳥20羽余りが、ずさんな管理により死んだり、逃げ出したりしたことがわかりました。絶滅のおそれが指摘されている鳥も展示していたということで、愛知県などで作る実行委員会は対応を検討しています。

ことし8月から開かれている現代アートの祭典、「あいちトリエンナーレ」の愛知県豊橋市の会場では、ビルの中や屋上に金網を張り、およそ100羽の小鳥を放し飼いにして飛び回る様子を鑑賞する、ブラジル人の芸術家の作品が展示されています。

ところが、今月半ばまでに、このうちの20羽余りが死んだり、外に逃げ出したりしたことがわかりました。鳥の中には、「種の保存法」に基づいて絶滅のおそれのある希少種に指定され、国内での販売や譲渡に環境省の許可が必要なオーストラリア原産の「コキンチョウ」も含まれていましたが、国の許可は受けていなかったということです。
愛知県などで作る実行委員会は「管理がずさんだった」として、屋上での展示をやめ、室内の温度管理を徹底したほか、監視するスタッフを増やすなどの対応を取ったということです。また、「コキンチョウ」については放し飼いをやめ、環境省と対応を検討しています。

実行委員会のチーフ・キュレーターの排戸雅彦さんは、「現代美術の中で鳥を扱う作品は珍しく、実験的な試みでしたが、管理するための知識が足りず、申し訳ありませんでした」と話しています。

見学の女性「鳥の展示は難しいと思う」

見学に訪れた名古屋市の20代の女性は、「芸術として見ると、おもしろい展示ですが、生き物を扱うのは難しいとも思いました」と話していました。
また、静岡県の50代の女性は、「人と鳥は共存できるかというコンセプトの作品ですが、見た限りでは鳥を展示するのは難しいと思いました」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:22:23  | カテゴリ:科学のニュース
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