2016年10月20日 (木)

欧州宇宙機関の探査機 火星着陸直前に通信途絶える

ESA=ヨーロッパ宇宙機関は20日、無人探査機が火星の地表への着陸を試みたものの、着陸直前に通信が途絶えたと発表しました。着陸が成功したかどうかはわかっておらず、ESAが分析を進めています。

火星で生命の存在を探るため、ESAとロシア宇宙庁はExoMarsと呼ばれる共同プロジェクトを進めていて、ことし3月に打ち上げた探査機が16日、搭載していた着陸用の無人探査機スキャパレリを放ちました。

計画では、「スキャパレリ」は19日、火星の大気圏に突入後、およそ6分の間にパラシュートを開いて減速し、エンジンを逆噴射させて着陸する予定でした。
しかし、ESAは20日の会見で、スキャパレリは計画どおりパラシュートを開いたものの、着陸の50秒前に通信が途絶えたことを明らかにしました。着陸が成功したかどうかはわかっておらず、ESAはこれまでの受信データの解析を急ぐとともに、引き続きスキャパレリとの交信を試みています。
ESAは2003年に初めて探査機の火星着陸に挑みましたが、着陸後に通信ができなくなり探査は失敗しました。

一方、スキャパレリを切り離した探査機は、計画どおり火星の軌道に入ったことが確認され、来年末から大気のサンプルの回収を始めるということです。
ESAでは、すでに火星で存在が確認されているメタンが生命の活動と関係があるかどうか明らかにしたいとしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:16  | カテゴリ:科学のニュース
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