2016年10月21日 (金)

オートファジー促進する遺伝子の働き 新たに解明

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東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんが、その仕組みを解明し、ことしのノーベル医学・生理学賞を受賞することになった、細胞内部のリサイクルのメカニズム「オートファジー」について、東京大学のグループが、リサイクルを効率的に行う7つの遺伝子の働きを新たに解明したと発表しました。

オートファジーは細胞内の不要になった、たんぱく質などを二重の膜で取り囲んで分解し、必要なものに作り替える、いわばリサイクルのメカニズムで東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんが、世界に先駆けてその仕組みを解明し、ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に選ばれました。

今回新たな研究成果を発表したのは、大隅さんの下で長年研究を行ってきた東京大学の水島昇教授などのグループで、オートファジーに関わる7つの遺伝子をマウスを使った実験で分析し、これらの遺伝子がないと通常、数分で始まるたんぱく質の分解が、1時間以上かかる事を突き止めたということです。

オートファジーが働くうえで必要不可欠な遺伝子は、大隅さんが、すでに発見していますが、オートファジーと、がんなどの病気や老化などの関連を解明するためには、今回のように関連する遺伝子の働きを明らかにしていく事が重要になります。

水島教授は「今後は機能のわからない遺伝子の役割を解明し、オートファジーの全過程を細かく知ることが重要になる。今回の成果を基にさらに基礎研究を進め、全容を解明していきたい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:04:15  | カテゴリ:科学のニュース
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