2016年10月26日 (水)

精神保健指定医資格 不正取得で計89人処分へ

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重い精神障害がある患者に強制的な入院が必要かどうかなどを判断する精神保健指定医の資格について、全国の49人の医師が不正に取得していたことが厚生労働省の調査でわかりました。厚生労働省は、上司に当たる指導医と合わせて89人を対象に資格を取り消すなどの処分を行う方針です。

厚生労働省などによりますと、精神保健指定医の資格を不正に取得していたのは、全国の国公立や私立の大学病院などに勤務していた49人の医師で、いずれも、定められた症例を十分に診療していないのに、しているように装うなどして国に報告していたということです。

厚生労働省は、上司に当たる指導医40人と合わせて89人を対象に、資格の取り消しや指定医の職務を停止する処分を行う方針です。
さらに現在、資格を申請している5人の医師についても、不正が疑われるとして、今回の申請を認めない方針です。

一方、ことし7月に、相模原市の知的障害者施設で起きた殺傷事件で、逮捕された男の措置入院の診断に関わった医師の1人についても不正取得の疑いがあるとして、厚生労働省が調査を進めていましたが、本人が資格の返上を申し出たため対象には含まれていないということです。

精神保健指定医の資格をめぐっては、去年4月、川崎市の聖マリアンナ医科大学病院で11人の医師の不正取得が明らかになり、厚生労働省が平成21年以降に資格を取得した全国の3000人余りの医師を対象に調査を進めていました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:10:29  | カテゴリ:科学のニュース
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