2016年10月27日 (木)

大西さんが帰還前に交信 次の宇宙飛行へ意欲示す

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国際宇宙ステーションでの滞在をまもなく終え、日本時間の今月30日に地球に帰還する日本人宇宙飛行士の大西卓哉さんは、26日夜、地上側との最後の交流会に臨み、「船外活動ができなかったのが残念で、次回、挑戦したい」と次の宇宙飛行への意欲を見せました。

ことし7月から国際宇宙ステーションに滞在していた宇宙飛行士の大西卓哉さんは、日本時間の今月23日には、アメリカの宇宙輸送船をロボットアームでキャッチするなど重要な任務を無事に果たし、日本時間の今月30日にロシアの宇宙船「ソユーズ」で地球に帰還します。

大西さんは26日夜、茨城県の筑波宇宙センターと結んだ地上側との最後の交流会に臨み、大西さんの母校の後輩など、小学生から高校生まで合わせて10人の児童や生徒と交信しました。この中では、大西さんの母校に通う高校1年生の男子生徒が、今回の長期滞在で最も印象に残ったことを質問し、大西さんは、「国際宇宙ステーションに到着したとき、人類は、こんな所にこれほど巨大なものを造るのかと衝撃を受けました」と答えていました。

この交流会は、動画配信サイトでも中継され、ネット上から今回の滞在でやり残したことがあるか尋ねられると、大西さんは「ここでの毎日は内容が濃く、いろんな実験に携わることができて満足しています」としたうえで、「船外活動ができなかったことが残念で、次にチャンスを与えてもらえるなら挑戦したい」と次の宇宙飛行への意欲を見せていました。

大西さんは、全国から寄せられた宇宙実験のアイデアにも挑戦し、自転車をこぐように足を前向きにこぐと体は後ろ向きに回転することを実演しながら無重力の状態では、力を加えた向きと同じだけ逆の方向にも力を受けて回転してしまう「作用反作用」について説明していました。

交流会に参加した大西さんの母校の教師で大西さんが中学生のときに担任を務めた中澤剛さんは「教え子が宇宙で活躍していることに感動しています。本当の夢は、火星に行きたいと話していたので、今後もさらなる活躍を願って応援していきたい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:06:20  | カテゴリ:科学のニュース
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