2016年10月27日 (木)

AEDで9年間に835人救命 専門家「積極的に活用を」

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街なかで突然、心臓が機能を停止して倒れた人のうち、AEDによる救命処置が行われたことで日常生活ができるまでに回復した人は、過去9年間に全国で推計835人にのぼるとする研究結果を京都大学などのグループが発表しました。救命処置には心臓マッサージなどもありますが、AEDがなければ救命できなかった人の数が出されるのは初めてで、専門家は「AEDの効果がはっきりと示されたもので、積極的に活用すれば救える人はさらに増やせる」と話しています。

京都大学と大阪大学の研究グループは、心臓がけいれんする心室細動を起こした人に電気ショックを与えて救命するAEDが、全国の商業施設や路上など街なかで使われたケースを分析しました。その結果、突然倒れた人に対し、近くにいた人がAEDを使い、電気ショックで救命処置をした割合は、平成17年は1.1%でしたが、平成25年には、16.5%にまで増えていました。

こうした人への救命処置には、心臓マッサージなどもありますが、AEDを使ったことで助かり、日常生活ができるまで回復した人を推計したところ、平成17年には全国で6人だったのが、平成25年には201人にまで増え、9年間で合わせて835人が、AEDの効果で救われていたということです。

京都大学の石見拓教授は、AEDがなければ救命できなかった人の数が出されるのは初めてだとしたうえで、「今後、積極的に活用すれば救える人はさらに増やせる」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:07:01  | カテゴリ:科学のニュース
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