2016年11月01日 (火)

食べた人からO157 冷凍食品製造の会社を調査

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神奈川県平塚市の食肉販売会社の冷凍食品を食べた17人が腹痛などの症状を訴え、病原性大腸菌O157が検出された問題で、静岡県は集団食中毒の疑いがあると見て、冷凍食品を製造している静岡県沼津市内の食品加工会社を立ち入り調査するなどして原因を調べています。

神奈川県によりますと、先月、平塚市の食肉販売会社「肉の石川」の冷凍食品「和牛・相模豚メンチ肉の石川」を食べた男女17人が、腹痛や下痢などの症状を訴え、このうち5歳の男の子と8歳の女の子の2人が重症になっているということです。

保健所が調べたところ、17人と販売前の同じ冷凍食品から、病原性大腸菌O157が検出されたということです。

この製品は、委託された静岡県沼津市にある食品加工会社が作ったもので、静岡県によりますと、冷凍の生肉を仕入れて加工や包装などを経てことし8月末に製造されたということです。

静岡県は、この食品加工会社の製造方法や衛生環境などを調べるため、先月28日と先月31日、立ち入り調査を行い、その結果、この会社では定期的に消毒が行われていたことが確認され、従業員の検便からはO157は検出されなかったということです。

静岡県と神奈川県はO157による集団食中毒の疑いもあると見て引き続き原因を調べています。

これについて沼津市にある食品加工会社は「担当者が不在なため今はコメントできません」としています。

神奈川 黒岩知事「適切な対応を取る」

神奈川県の黒岩知事は1日の定例の記者会見で、「患者がほかにも出ている可能性もあるので、しっかりと適切な対応を取っていきたい。また、原因の究明にあたっては製造施設がある静岡県と連携しながら進めたい」と述べました。

商品はすでに撤去

冷凍食品を販売したイトーヨーカドーでは、先月25日に保健所から「食中毒の疑いがある」という連絡を受けて、26日には取り扱っていた神奈川県と千葉県の合わせて26店舗の売り場からすべての製品を撤去したということです。

食べた人が症状を訴えたのは、賞味期限が来年2月26日のものですが、イトーヨーカドーは、来年2月17日と4月12日の製品も自主回収を進めていて、撤去するまでの1か月余りの間におよそ3300個を販売したということです。

それぞれの店舗は、商品やレシートを持ち込めば返金する対応を取っていて、店内に文書を掲示するなどして、回収を進めているということです。

投稿者:かぶん |  投稿時間:15:15  | カテゴリ:科学のニュース
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