2016年11月02日 (水)

医療事故の報告件数 予想を大幅に下回る 報告まで30日余

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すべての医療機関に患者が死亡した際の報告や原因の調査を義務づけた「医療事故調査制度」が始まって1年間の報告件数は、当初の予想を大幅に下回る380件余りで、報告するまでには平均で30日余り要していたことがわかりました。

去年10月に始まった「医療事故調査制度」は、すべての医療機関を対象に、患者が死亡する医療事故が起きた場合、第三者機関の「日本医療安全調査機構」への報告や原因の調査を義務づけています。
2日は、制度の実施状況について都内で記者会見が開かれ、ことし9月までの1年間の報告件数は1300件以上とされた当初の予想を大幅に下回る388件だったことが明らかにされました。
また、医療機関が患者の死亡を報告するまでに平均で31.9日要しており、最も短いケースは2日、長いケースでは237日だったということです。
さらに、調査結果が出るまでに平均で118.5日かかり、医療機関からは、調査のための外部の専門家を選ぶのに時間を要したといった理由が挙げられているということです。
日本医療安全調査機構の木村壯介常務理事は「報告するかどうか判断に時間がかかる医療機関もあり、制度が浸透しているとは言い難い。患者や遺族から信頼を得られるよう、迷ったら報告してほしい」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:04  | カテゴリ:科学のニュース
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