2016年11月10日 (木)

福島第一原発1号機 建屋のカバー取り外し終了

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東京電力福島第一原子力発電所の1号機で、使用済み核燃料の取り出しに向けて、2年間にわたって進められてきた建屋を覆うカバーの取り外しが、10日に完了しました。1号機では今後、がれきが取り除かれたうえ、燃料プールに残された400体近い核燃料を取り出す設備の建設が進められます。

福島第一原発1号機は、5年前の事故による爆発で建屋の上部が崩れ、放射性物質の拡散を抑えるため、全体がいったんカバーで覆われました。その後、建屋の最上階にある使用済み燃料プールに残された392体の核燃料を取り出すため、建屋の中に特殊な薬剤を散布して放射性物質が飛び散らないようにしたうえで、おととし10月から、カバーの取り外し作業が行われてきました。

最後に残された壁の1枚のパネルをクレーンで取り外す作業は、10日午前6時からおよそ20分かけて行われ、2年間にわたった作業が完了しました。東京電力によりますと、今後は建屋の大量のがれきを取り除いたうえで、プールに残された核燃料を取り出すための設備の建設が進められ、4年後の平成32年度にも使用済み燃料の取り出しを始めるということです。

カバーの取り外し作業を請け負った清水建設の砂山智所長は「作業が無事に終わりほっとしているが、これは1つのステップにすぎないので、引き続き事故がないよう取り組んでいきたい」と話していました。

投稿者:かぶん |  投稿時間:11:17  | カテゴリ:科学のニュース
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