2016年11月11日 (金)

小児がん拠点病院 9割近く「医師や看護師など不足」

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子どもが亡くなる病気で最も多い小児がんの治療を専門的に行う全国15か所の小児がん拠点病院を対象にNHKがアンケート調査を行ったところ、9割近くの病院が「医師や看護師などが不足している」と回答し、専門的な人材の確保が課題になっていることがわかりました。

小児がんは年間2500人前後が発症し、患者数は少ないものの、各地の数多くの医療機関で治療され、適切な医療を受けられない実態があると指摘されてきました。

このため、厚生労働省は平成25年2月に全国15の医療機関を小児がん拠点病院に指定し、患者を集めて専門的な治療を行う態勢を整備しました。

NHKは、先月から今月にかけて、すべての小児がん拠点病院を対象に医療態勢の現状や課題についてアンケート調査を行いました。

この中で、医師や看護師など小児がんに対応する人員の態勢について聞いたところ、「不足している」、もしくは「どちらかと言えば不足している」と回答したのは合わせて13の病院で、全体の87%に上りました。

不足している職種で最も多かったのは医師で、次いで、看護師、療養中の子どもを支援する「チャイルド・ライフ・スペシャリスト」などとなり、専門的な人材の確保が課題になっています。

国立がん研究センターがん対策情報センターの若尾文彦センター長は「小児医療そのものの人材確保が難しいなかで、拠点病院の場合は、さらに専門的な知識、技術を持っている医師を集めなければいけない。小児がん拠点病院に行けばしっかりとした治療が受けられる態勢を作っていくことが大事で、小児がん拠点病院に人材を集める対応が必要になってくる」と指摘しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:04:17  | カテゴリ:科学のニュース
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