2016年11月14日 (月)

泊原発 初の津波想定の防災訓練 住民から不安の声も

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再稼働の前提となる国の審査を受けている北海道の泊原子力発電所での事故を想定した国の防災訓練は2日目の14日、津波注意報が出されているなか周辺で放射線量が上昇したという想定で、住民たちがバスで避難する訓練などが行われました。

訓練は震度6強の地震の影響で泊原発で原子炉を冷やす機能が失われたうえ沿岸部に津波が押し寄せたという想定で13日から行われました。

2日目の14日は、沿岸部に津波注意報が出されているなか周辺で放射線量が上昇したという想定で、原発から5キロ圏内にある泊村の住民を60キロ余り離れた札幌市内まで広域避難させる訓練が行われました。

午前8時45分、村が防災行政無線を通じて札幌市内へ避難するよう呼びかけ、避難先の小学校に待機していた児童や教員など100人余りが学校が用意したマスクを着用し、4台のバスに次々に乗り込んで出発していました。バスは2時間半後に避難先の札幌市内のホテルに到着し、受け入れに協力する札幌市の職員が、避難者の名前を確認していました。

今回の訓練は津波で流されたがれきで一時、通行止めになった道路がまもなく再開されたという想定で、参加した住民からは「津波警報が長引いて通行できない場合はどうやって避難したらいいのか」とか、「原発で異常事態が起きる中本当にバスが避難所まで来てくれるのか」といった不安の声が聞かれました。

泊原発の周辺では大きな課題となっている事故と暴風雪が重なったことを想定した訓練が来年の初めごろに行われる予定です。

投稿者:かぶん |  投稿時間:17:27  | カテゴリ:科学のニュース
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