2016年11月19日 (土)

島根原発周辺自治体で緊急速報メールの伝達訓練

K10010775171_1611191344_1611191354_01_02.jpg

松江市にある中国電力島根原子力発電所で重大事故が起きたことを想定し、原発から30キロ圏内にある6つの自治体のすべての住民や観光客に、携帯電話などの緊急速報メールで避難指示を伝える訓練が行われました。

訓練は島根県と鳥取県が携帯電話の会社と協力して行いました。19日は午前8時ごろに、原発から30キロ圏内にある島根県の松江市、出雲市、それに鳥取県の米子市など、6つの市にいるすべての住民や観光客の携帯電話とスマートフォンに、避難を呼びかける訓練用の緊急速報メールが警告音とともに配信されました。

出雲市遙堪地区では、住民10人余りが次々と近くの集会所に集まり、用意されたバスに乗って避難しました。

一方、松江市の観光地の松江城周辺では、訓練のことを知らない観光客が驚いた様子でメールを見ていました。また、外国人旅行者の中にはメールが届かなかった人も多くいて、台湾からのツアー客の58歳の女性は「事故が起きたらどのように情報を得ればよいのか、不安です」と話していました。

全国で唯一、県庁所在地に原発が立地し、30キロ圏内に観光地が集まる島根県では、原発事故の際、外国人を含む観光客をいかに安全に避難させるかも大きな課題となっています。島根県では原発事故など広範囲に避難を呼びかけるときには、緊急速報メールが有効だとしていて、すべての人にメールが届くよう今後、訓練の結果を検証することにしています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:16:48  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲