2016年11月29日 (火)

エイズウイルスワクチンの臨床試験開始 米研究所が南アで

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エイズウイルスの感染を防ぐワクチンの開発を進めているアメリカの国立衛生研究所は、ワクチンの臨床試験を患者が多い南アフリカで開始し、初めてとなるワクチンの実用化に近づくか注目されます。

エイズは薬で発症を抑えられるようになってきている一方、WHO=世界保健機関によりますと、発展途上国を中心に去年1年間でおよそ100万人が死亡したと見られています。

こうした中、アメリカの国立衛生研究所は28日、エイズウイルスの感染を防ぐワクチンの臨床試験を先月から南アフリカで始めたと発表しました。それによりますと、エイズウイルスに感染していない18歳から35歳までの男女5400人に、ウイルスの遺伝子の一部を使ったワクチンを投与したうえで、投与を受けていない人と3年間、比較してワクチンに感染を防ぐ効果があったか、確かめるということです。

ワクチンの臨床試験は以前、タイでも2009年まで行われ、感染のリスクがおよそ30%減る結果が得られましたが、今回のワクチンは、より多くのタイプのウイルスへの感染を防ぐとされています。

アメリカの国立衛生研究所は「ワクチンはエイズウイルスへのとどめの一撃になりうる」と期待していて、現在も発展途上国を中心に多くの人がエイズの犠牲になる中、初めてとなるワクチンの実用化に近づくか注目されます。

投稿者:かぶん |  投稿時間:13:02  | カテゴリ:科学のニュース
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