2016年12月02日 (金)

豪 グレートバリアリーフ北部 白化現象でサンゴ7割死滅

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オーストラリアの沖合にある世界最大のサンゴ礁帯、グレートバリアリーフで海水温の上昇などによってサンゴが白くなる「白化現象」が起き、このうち北部では、およそ7割のサンゴが死滅していることが研究機関の調査で明らかになりました。

オーストラリアの沖合に南北およそ2300キロにわたって広がるグレートバリアリーフは世界最大のサンゴ礁帯として知られ、ユネスコの世界自然遺産に登録されています。

しかし1980年代以降、海水温の上昇などでサンゴが白く変色する白化現象がたびたび確認され、オーストラリアの政府や研究機関が調査を行っています。

このほど公表された調査結果によりますと、グレートバリアリーフ全体で白化現象が見られ、このうち北部のおよそ700キロにわたる部分では白化現象が深刻化して、過去最大規模となるおよそ67%のサンゴが死滅していることが明らかになりました。

調査を担当したサンゴ礁研究の専門家で、ジェームズクック大学のテリー・ヒューズ教授は「この辺りでは、これまでにも白化現象が見られたが、今回はそれらを上回る深刻なものだ」としています。

グレートバリアリーフをめぐってオーストラリア政府は、保全状態に問題があるとの環境団体からの指摘などを受けて去年、今後5年間で日本円で1080億円余りを投じる新たな計画を策定し、サンゴの保護を進めています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:22:12  | カテゴリ:科学のニュース
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