2016年12月03日 (土)

がん患者学会 "患者自身も正しい知識得て声発信を"

K10010793461_1612030655_1612030658_01_03.jpg

全国のがん患者や家族が治療や研究の課題などを学ぶ「がん患者学会」が都内で開かれ、適切な治療を受けるためには患者自身も正しい知識を得て声を発信していくことが大切だという意見が出されました。

「がん患者学会」は、全国のがんの患者会などで作る団体が開いたもので、去年に続いて2回目です。東京・中央区の会場には、全国のがん患者や家族、それに医療関係者などおよそ100人が集まりました。

はじめに、効果が高い一方で高額な治療薬の開発が相次いでいる現状について、医療政策の専門家が「医療に金の話を持ち込むのはタブーだったが、これからは費用対効果を考えながら、必要性を評価することが求められる」と指摘しました。
続いて、がん治療の研究者が講演し「ゲノム解析でがんの原因を分析するなど研究は進んでいるが、決して万能ではなく、患者と協力しながら治療法を開発することが重要だ」と述べました。

会場では、専門家に熱心に質問する参加者の姿も見られました。そして、主催した「全国がん患者団体連合会」の天野慎介理事長は「適切な治療を受けるために患者自身も正しい知識を得ることが重要で、命を守るために、声を発信することが大切だ」という意見を述べました。
天野理事長は「がん研究は進歩が早く、新しい薬への期待も大きいが、患者はお金のことも考えなければならない。患者が声を発信することはがん医療を支えることにつながる」と話しています。

投稿者:かぶん |  投稿時間:06:58  | カテゴリ:科学のニュース
コメント(0) | トラックバック (0)


トラックバック

■この記事へのトラックバック一覧

※トラックバックはありません

コメント(0)

※コメントはありません

コメントの投稿

ページの一番上へ▲