2016年12月06日 (火)

ノーベル賞 大隅良典さんがストックホルムに到着

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ことしのノーベル医学・生理学賞の受賞者に選ばれた、東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんが日本時間の6日夕方、授賞式が行われるスウェーデンのストックホルムに到着し、大勢の報道陣らが集まる中、笑顔で受賞者が宿泊するホテルに入りました。

日本時間の今月11日未明に開かれるノーベル賞の授賞式に出席する大隅さんは、日本時間の6日夕方、スウェーデンの首都、ストックホルム郊外の空港に降り立ち、ノーベル財団が用意した専用の車で、受賞者が宿泊するホテルに到着しました。

大隅さんは集まった大勢の報道陣らを前に、長旅の疲れを見せることなく、「ようやく着きました。これから頑張ります」と朗らかな表情で答えると、受賞者のために敷かれたレッドカーペットの上を歩いてホテルの中へと入って行きました。

ストックホルムでは6日からノーベル賞の受賞者を祝福する「ノーベルウイーク」と呼ばれる期間が始まっています。
大隅さんは7日以降、「ノーベルレクチャー」と呼ばれる記念講演や記者会見などさまざまな行事をこなし、日本時間の11日未明には、ストックホルム中心部にあるコンサートホールでの授賞式と市庁舎での華やかな晩さん会に臨みます。

大隅さんの今後の日程

スウェーデンのストックホルムでは、ノーベル賞の受賞者を祝福する「ノーベルウイーク」と呼ばれる期間が6日から始まっていて、記念講演やコンサートなど、さまざまな行事が行われます。

大隅さんは、日本時間の7日午後8時からノーベル財団主催の記者会見に出席したあと、「ノーベルレクチャー」と呼ばれる記念講演に臨みます。
「ノーベルレクチャー」は、ノーベル賞が始まった1901年から行われている伝統行事で、大隅さんは大勢の聴衆を前に、自身の生い立ちから、受賞理由となった細胞のリサイクル機能「オートファジー」の研究を始めるに至った経緯、さらに、さまざまな病気との関連が明らかになりつつある「オートファジー」研究の現状について語り、若い人たちに向けたメッセージを贈ることにしています。

続いて8日には、歴代のノーベル賞受賞者の研究を紹介するパネルや、ゆかりの品が展示されているノーベル博物館を訪れます。
ノーベル博物館は18世紀に建てられた歴史ある建物で、受賞者は館内のカフェで使われているいすの裏にサインをすることが恒例になっています。大隅さんもサインをして、研究に関するゆかりの品を博物館に寄贈する予定です。

9日にはオーケストラが美しいクラシックの音色で受賞者の功績をたたえる「ノーベル・コンサート」が開かれます。

そして、アルフレッド・ノーベルの命日にあたる現地時間の10日(日本時間11日未明)には、ストックホルム中心部のコンサートホールでの授賞式に出席します。
式典には、1500人余りが招待されていて、大隅さんたち受賞者は、スウェーデンの王族とともにステージの最前列に並び、グスタフ国王からメダルと賞状を手渡されます。

授賞式のあとは、近くの市庁舎に移動し、王室関係者などと晩さん会に出席します。会場では1300人がテーブルにつき、およそ40人のシェフが作り出すコース料理がふるまわれます。
晩さん会は毎年、4時間近くにおよび、受賞者が王族らと会話を楽しむほか、会が終わりに近づくと、各賞の受賞者の代表がアルフレッド・ノーベルが遺言で残した賞の順番にしたがってスピーチを行います。

その後、大隅さんは、受賞後の記者会見などを行い、日本時間の今月14日に帰国する予定です。

投稿者:かぶん |  投稿時間:20:14  | カテゴリ:科学のニュース
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